健康診断
そもそも、ペットに健康診断を受けさせるべき?
多くの人は学校や会社、自治体などで1年~数年に一度受け、その健康診断の結果により、生活習慣の改善を促されたり、自覚症状がない病気の発見につながったりしています。
ペットの健康診断もこれと同じで、早期発見や早期治療、病気の予防にもつながるので、健康寿命をのばすためにもなるべく健康診断を受けさせましょう。
特に、室内飼いの猫は、目立った不調でもない限り病院へはめったに行かないという飼い主さんも多いのではないでしょうか。
狩猟動物のDNAを持つ猫は、周囲に痛みや不調を悟られないようにする習性があるので病気の発見が遅くなりがちです。見た目にはわからなくても、病気を抱えていることがあるので、定期的に検査を受ける習慣をつけましょう。
どれぐらいの頻度で受診すればいいの?
定期健診は1年に一度、10歳以降は半年に一度がおすすめです。「そんなにしょっちゅう受けるの!?」と思うかもしれませんが、動物と人間の年のとり方の違いを考えると、決して多すぎるということはないでしょう。
健診を忘れないよう、犬の場合は狂犬病予防注射やワクチンの時期など、猫の場合は誕生日などと、毎年決まったタイミングで受けさせる飼い主さんが多いようです。